年賀状の宛名書きは難しい

年賀状の宛名書き、毎年苦労しています。

私は字が下手なので宛名も上手く書けず、何とも貧弱な仕上がりになってしまいます。

もちろんパソコンで「宛名書き」をするという手はありますが、何となく味気ない気がして毎年頑張って手書きを貫いています。

本来なら毛筆で綺麗に書けると様になって格好いいところですが、私が毛筆を使うと解読不能になってしまうので普通のペンを使用しています。

若い頃は宛名を横にして書いていましたが、さすがに大人になった今はちゃんと縦書きにしています。しかし縦書きだとどうしても文字が真っすぐに揃いません。目測を誤って住所の変な所で改行してしまう事もあります。

私の本来の字は丸い字ですが、年賀状では頑張って綺麗な字を書こうとするあまりバランスがおかしくなってしまいます。

出すのはほとんど友人なのでそんな事は気にしないと思いますが、友人から達筆の年賀状を頂くと感嘆してしまいます。

でも中には学生時代から少しも字が変わっていない子もいるので、これはこれで良いのかなと思ったりするのでした。

年賀状の宛名書きはパソコンではなく毛筆で

毎年の年末の楽しみに年賀状作りがあります。

私は昔から年賀状を作るのが好きで、家族の分まで全て「宛名書き」をやっていたこともあります。

元旦に届く年賀状で贈ってくれた人の事を思い、近況を知れたりと日本の良い文化だなと思っています。

最近は裏面はパソコンで作ることが多いのですが、私のこだわりは「宛名書き」は毛筆で書いています。

どちらもパソコンに頼んでしまうと、綺麗なのは分かりますが心がこもっていないように私は感じるからです。

手書きだとその人の事を思って一枚一枚書くことができます。

ボールペンやサインペンで書いていましたが、筆にもチャレンジしたこともあります。ただ長い住所だったときに上手くバランスがとれずに失敗したこともあります。

ですので、年賀状の「宛名書き」の為にボールペン字を習うのもいいかなと思っています。

メールなどで贈る年賀状が流行っているようですが、私は年賀状がある限りはずっと作り続けたいなと思っています。

今年も心を込めた年賀状を作って沢山の人に喜んでもらえたらいいと思います。

派遣会社で年賀状の宛名書きの仕事をしていました

私は当時派遣会社に登録していました。

丁度派遣の契約期間が切れたので、次の派遣先を紹介してもらおうとオフィスに立ち寄った時のことでした。

スタッフの女性が「あなた書道が特技って書いてあったわよね、今から行って欲しいところがあるんだけど」というのです。

聞けばそこから歩いて10分程の企業で、年賀状宛名書きに3人程派遣して欲しいと急に依頼されたとのことです。

その場にいた他の登録社員も含めて3人で向うことになりました。10時から4時まで働いて日給で5000円、中々の高収入につられてしまいました。

実際には山の様な年賀状に筆ペンを渡されて、次々に住所録を元に宛名を書いていく作業です。

筆ペンには自信がありませんでしたが必死で書きこなしました。

企業の年賀状というのは企業内のフロアや部署名や肩書きまで非常に宛名が長く、中には6行位に渡る宛名もありました。

ギリギリで時間内に年賀状の「宛名書き」を終わらせることができて派遣会社に戻ったのですが、翌日まで右手が痛くてお箸が使えませんでした。

筆耕というのは大変な仕事だと改めて思いました。