上司に年賀状を出したほうが良いのか

仕事をしていると年賀状を上司に出したほうが良いのか悩む場面があると思います。

私自身も就職して初めての年末は上司に年賀状を出したほうが良いのか悩みました。同僚や先輩にはだそうと思って住所を聞くことができますが、上司に「年賀状を送りたいので住所を教えてください」とはなかなか言いにくい状況がありました。

ほかの先輩などに上司に年賀状を出したほうが良いのか聞くと意外と出さないと答える先輩が多く、そんなに出さなくても良いのかと思ってしまうほどでした。

親にも相談したところ、一応上司には新年の挨拶はしておいたほうが良いと言われ、なんとか書いて出しました。たいていの上司は、年賀状がきた段階で返事を出す人が多いと思います。

そのため、上司からの年賀状は自分の年賀状の内容を読んだ上での返事だと思って文章を読んでしまいます。しかし、そういう時に限って上司からの年賀状はとてもアッサリしていて少しガッカリすることがあります。

しょうがないのかもしれませんが、しっかり書いてもらえると嬉しいし、また出そうと思えるのですが、毎年難しい問題です。

30歳を過ぎると、届く年賀状はなぜか子供の写真がメインのものばかり。それに一言メッセージが添えられている形式的な年賀状ばかりで、正直もらってもうーんという感じでした。

だって、会ったこともない子供の写真見せられても嬉しくも何ともないのですから。しかし、ある一人の友人から届く年賀状は毎年楽しみにしてしまう程嬉しいものなのです。

何が違うって、やっぱり全て手書きのところですかね。

一斉にプリントアウトする年賀状が手間がかからず楽チンなのは分かります。でも、せっかく年賀状で挨拶をしたいという相手なら、心を込めて送りたいって思うんですよね。

そうでないなら、いっそ送らない方が清々しい。

その友人からの年賀状は、手書きの綺麗なイラストに長文が添えられています。

昨年の思い出やお礼など、そして今年は一緒にこんな事したいね!というお誘いなど、読んでいて本当に嬉しくなります。

こんな年賀状を貰ってから、私も送る相手を最小限にして丁寧に書くようになりました。皆からも、とても好評です。

誰でもそうだと思いますが、年賀状を書くときには、いつのどういうデザインにしようか考えます。

今はPCなので、デザイン画像集を買って使うか、ネット上で無料で配布されているものを使うかしていますが、かつてはPCからプリンターで印刷ではなく、「手書き」からプリントごっこ(今となっては懐かしい感じがします)だったので、本当に苦労しました。

ある年の年賀状を作るに当たり、その年に流行ったのが映画のバットマンで、かつ午年だったので、黄色い地色に黒で馬の図柄をあしらったものを考えました。自分なりに結構いいアイデアではないかと思い、嬉々として書き、プリントごっこで印刷して友人知人に送りました。

そして正月に今度は年賀状をもらう立場になって、来たものを1枚1枚眺めていて驚きました。

ある会社の女性の後輩から来た年賀状のデザインのアイデアが全く私と同じだったのです。それも、彼女のもののほうがずっとデザイン的に洗練されていて、きれいなのです。

たぶん2人は同じような会社の人間関係だったので、同じに人に同じデザインの年賀状が2枚行ってしまったと思います。それも私のほうが、微妙に下手な状態で。

これがトラウマになり、それ以降は、むしろ開き直って、誰でも選びそうな普通のデザインを選び、どうせデザイン力ないもんね、と思って毎年年賀状を送っています。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ