手作りの年賀状

毎年友人や知人から年賀状をもらうと嬉しいものですが、その中でも特に、手書きの文章やイラストの年賀状をもらうと、その人の真心を感じ、受け取った時に一段と喜びが増します。

私の友人に書道と切り絵を習っている女性がいますが、毎年年賀状に、その年の干支を和紙の切り絵で飾り、達筆な筆字で新年の挨拶をしたためたハガキをくれます。

切り絵に使われた色とりどりの和紙は、お正月らしい華やかさに満ちていて、毎回受け取るのがとても楽しみです。ハガキに散りばめられた鮮やかな色彩に、新年を迎えた喜びと感動を得ることができ、達筆な筆文字を見ながら日本文化の素晴らしさを感じることができます。

また、別の友人は今流行の「絵手紙」で年賀状を送ってくれます。

彼女の味のあるハガキは毎年とても素敵で、年末になると「来年はどんな絵手紙の年賀状が届くのかな」と彼女のハガキが届くのを楽しみに待っています。

そして私も、そんな彼女達に感化されて、数年前から手書きの年賀状を送るようになりました。
印刷とは違って時間も手間もかかりますが、送る方も送られる方も互いに相手の真心を感じられる、素敵な年賀状になります。

実は最近ではあまり年賀状を出さなくしまったし、受け取ることも少なくなってきたけれど、年賀状ってなかなかいいものですようね。出す習慣をもう一度取り戻したいなーとは思っているのですが。

年賀状といえば、私が大学に入るくらいまで、我が家にはプリンターがありませんでした。だから、みんなが送ってくれるかわいい印刷の年賀状にあこがれつつ、私はずっと手書きの年賀状を送っていました。

今思えば大変な作業だったんだろうなって思うんですが、たぶんイラストとか描くのが好きだったんだろうな。十二支が動物というところにも私の絵心は刺激されていたんやと思います。どんなイラストを送っていたのか、、自分の手元には残っていないので気になりますね。

あとは、消しゴムに「元旦」等を掘ったり、消しゴムはんこも年賀状のために作ったのを覚えています。

思い返してみれば、年賀状ってけっこう心をこめて作るものなんだなって実感しますね。ほんとに、今年こそは再び年賀状を出してみようかしら。

年賀状、子供の頃は元旦の朝が待ち遠しくて、早起きをして、今年は何枚だったというのが楽しい思い出です。

40歳後半になっても、年賀状を作成するのは、書き始めるまで時間が掛かりますが、嫌いではありません。このくらいの年になると、惰性で続けている年賀状は少なくなります。私の場合、2年出して来ない場合は、来年度からその人を削除するようにし、だいぶ枚数も落ち着いてきました。

最近ふと感じている事は、学生時代の頃の友達とは、もう30年以上、学生時代の先生とも30年くらい、会社の時の同僚や上司ともすでに20年くらいになります。20年、30年というのは、すごい年数です。頂いていない人には、お出ししていないので、このままこちらがお出しすれば、永遠に続くのでしょう。

最近の知り合いは、なぜかメールでのご挨拶になっています。これはこれでいいと思っています。もしかしたら、年齢的に人間関係が大変なので、一度出してしまうと辞める事が難しいので、メールになってしまっているのかなとも感じます。

私にとって、年賀状をお出しする人たちは、昔からお付き合いのある人たちで、多分ずっと続くであろう関係の方々です。

2014年の年賀状は子供の写真を入れようと決めていて張り切って作りました。その前の年は私の祖母が亡くなって喪中だったので、1年ぶりの年賀状の作成でした。

いつも年賀状を作成するのがギリギリで、出すのもギリギリになってしまうので、今年はなるべく余裕を持って出そうねと夫と話し合っていました。

年賀状は写真つきのものにして、子供たちの写真を入れるので、どの写真にしようかなと迷っていました。
普通の時の写真でも良かったのですが、ちょうど11月に長女の3歳の七五三のお祝いをしたので、その時の写真を入れることにしました。

写真を入れてプリントしようにも自宅ではよくやり方がわかりません。そこでネットで調べてみたところ、載せたい写真をアップロードするだけで希望のデザインでネットで注文できるサイトをいくつか見つけました。

そこで、一番安い会社のサイトから写真をアップロードして年賀状を注文しました。
届いた年賀状のデザインは素敵で良かったです。

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