年賀状の宛名書きには専用定規を使おう

私は書道経験者なのですが、恥ずかしながら実用書道はあまり得意ではありません。「宛名書き」をしようとするとバランスも行もガタガタになってしまいます。

そんな私が年賀状の「宛名書き」に使っていたのが専用の定規です。

これは葉書サイズの定規に穴が開いていて、そこに従って書くと宛名や差し出し人住所の部分がバランスよく配置されるようになっています。

これを使うことによって「宛名書き」のスピードも早くなり、快適に年賀状を書くことができます。値段もそれほど高くないし、いい買い物をしたと思います。

この定規を使わないにしても、書くときに定規を添わせるだけでも宛名をまっすぐ書けます。

宛名をきれいに書くための道具はどんどん使いましょう。書道をやっている人ほどこういう道具に詳しいです。

きれいに書くためにはどんな道具も使います。一発できれいに書くことを目指さないで、ちゃんと道具を駆使して書いたほうがクオリティの高いものができます。

年賀状の宛名書きについて毎年思うこと

年賀状が発売される10月末になってくると、もう年賀状の季節かと思います。

若い人を中心に最近では年賀状を出さず、メールなどで済ませるパターンが多いようですが、仕事関係などでは、まだまだ年賀状での新年の挨拶が行われることが多くなっています。

近年、パソコンの普及により、パソコンソフトによる宛名書き、裏面デザイン印刷などが簡単に行えるようになってきました。しかし、まだまだ手書きにこだわる方も多く、細筆や筆ペンで「宛名書き」がされた年賀状を受け取ることも多いです。

私もその一人で、毎年「宛名書き」は筆ペンで一枚一枚丁寧に書いています。上手かどうかは別としても、味わいがあるのでないかと思っています。

私の中で「宛名書き」は、その人のことを思い出しながら名前など書くことができるので、大切な時間となります。それほど書く枚数も多くないので1日で終わります。

毎年思うことですが、ペン習字講座を習っておけばよかったなと後悔します。

父の年賀状の宛名書き

今は引退してしまいましたが、父が営業職をしていたのもあって毎年大量の年賀状を出していました。だいたい数にして150通くらいでしょうか。

毎年デザイナーさんにデザインを頼んでいて年末になるとそれが届くんです。普通は父が「宛名書き」をするのが筋だと思うのですが、父は誰が見ても字が下手と認定するような人で、自分で「宛名書き」ができないので、その役目が母と私に回ってきていたんです。

小さい頃に習字を習わされていたので、そこそこ字の上手い私に書いてくれと。

私は普通に「宛名書き」も印刷で済ませてしまっても良いのではないかと思ったのですが、どうやらそれでは父の気持ちが納得しない様子。人の気持ちがこもっていないから嫌だと言うのです。

自分で書いていないくせに可笑しいこと言うなと思っていましたが、仕方がないなと毎年お願いされる形で父の年賀状の「宛名書き」をしていました。

今はもう実家を離れてしまったので、母がその仕事を一人でやっているようですが、思い出す度に懐かしくなる年末のひと時です。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ