筆ペンを使って年賀状「宛名書き」をしたら失敗しました

中学生の頃、バスケ部の顧問から頂いた年賀状には筆を使い、中央には大きなダルマの絵が描かれていました。そんな「大人」の年賀状に憧れ、自分もこんなカッコいい年賀状を書きたいと思いコンビニへ向かいました。

友人に送る年賀状と先生用の年賀状をある程度の数と筆ペンを購入しました。さっそく家に帰り神経を集中して初めての筆ペンを見よう見まねで書いてみましたが、想像をはるかに超えて字が上手く書けず、ましてや文字が斜めるといった最悪のものでした。

「宛名書き」に何度挑戦するも上手く書けず、結局は友人の分に購入しておいた年賀状を使ってしまいました。

最終的に母からのストップがかかり、コンビニで再度購入しに行き、もはや家に着いた時には再び「宛名書き」をする気にもなれず、パソコンですることになりました。

兄の指導の元、綺麗に印刷されこの年から筆ペンを一切持つことなく正月を迎えています。

その当時の送ることのできない年賀状たちはお年玉だけの希望になりました。と言っても当選したかどうかは確認する気にもならなかったのが正直なところです。

年賀状の「宛名書き」をしていると手が痛くなってきます

年賀状の「宛名書き」は、とても大変な作業です。

昨年自宅のパソコンの調子が悪くてプリンターが使えなくなった為に数年ぶりに全て手書きで「宛名書き」をしました。その数何と約300枚。

最初は調子良くやっていたものの、途中からは手が痛くなったり飽きてきたり、失敗して書いてしまった場合修正するのは失礼なので新しいハガキで1からやり直したりと気が遠くなる作業でした。

「宛名書き」を始めた初日に使用したペンは、書き味が気に入らなかったので翌日早速ステーショナリーショップに新しい物を物色しに行ったところ、とても気に入った1本を見つけたのでそれ以降はスムーズに作業を進める事ができたので当初の予定よりも早く済ませる事ができたので安心し出来たのでした。

おまけに大量の年賀状を手書きで「宛名書き」をした事によって清々しい達成感を得る事ができたのです。

一人ひとりの名前を心を込めて書いていくうちに、普段苗字でしか及びしない人の名前を改めて認識したり、使用されている漢字の意味を考えるきっかけになるなど新鮮で楽しい時間となりました。

作業自体はとても大変でしたが、久しぶりに何かに集中する事ができたので、時間に余裕があれば今後も続けていこうかと思っている次第です。

「筆ぐるめ」の「宛名書き」印刷は便利です

年賀状の「宛名書き」は大好きです。一年に一度しかお便りを交換しない方も多く、力を入れて書くことになります。

表面は1年間にあったことをぎっしりと書きます。家族の情報なども細かく書きます。写真か絵を一枚だけ入れて「筆ぐるめ」で完成させます。

「筆ぐるめ」には「宛名書き」も付いていますが私は使ったことがありません。宛名は手書きをモットーにしています。

頂いた年賀状の宛名が印刷だった場合にも気持ちの中でしらけます。文面は今時のことですからPCで作ったほうがいいですし、あとは折り紙をつけたり絵手紙にしたり、墨で書いたりと自由ですが、宛名だけは手書きでないと失礼であると思っているからです。

ちなみに様の付け方も気をつけています。宛名の人名より少し離れて少し大きく書きます。安定がいいです。「木」篇よりも旁を大き目に書き、旁の横画三本は均等に書き、3本目は少し長めに強調します。

右払いの画は、一度止まって横に払うと、どっしりと安定した文字になります。一字一字丁寧に名前を書き、丁寧に様をつけて行くと、一年間にお世話になった方への感謝や、お世話をさせていただいた方へのいとおしさなどが実感できて、今年一年も頑張って生きてきたなと思える自分がちょっと誇らしくなります。

慌しいですけれども年賀状の「宛名書き」をする季節が好きです。

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