年賀状の宛名書きはパソコンが効率的

年賀状の「宛名書き」というと、今やパソコンでワープロ文字で出力するといった人の方が多いのではないでしょうか。

私はどちらかというとデジタルでパソコンを使うのは得意な方なので、はがきの「宛名書き」をパソコンで書きだすほうが効率的で早いと思います。しかし、年賀状宛名書きは毛筆で書くように徹しています。

毛筆で書くと何枚も書かなければいけないので大変です。そういうこともあって、年賀状はあえて、自分の力で書ききれる範囲の量に絞って出すようにしています。

ビジネスの繋がりなど義理でだす年賀状は出さないようにして、プライベートで本当にお世話になった人だけ毛筆の「宛名書き」の年賀状を送るようにしています。

毛筆美しく書くのはかなり集中力もいります。しかし手紙と違って葉書の程度ならきれいな文字を書く集中力が持続できます。仕事でメモ以外は提出書類などほとんどワープロになっているので特に年賀状の「宛名書き」は丁寧に書くようにしています。

両親の年賀状宛名書きを毎年手伝っています

年賀状と言えば、中学生から一人暮らしを始めるまで、「宛名書き」は毎年私の役目でした。両親は機械に疎い上、あまり文字が上手くなかったので娘の私に白羽の矢が立ったのです。

実家は自営業だったため、仕事用とプライベート用を合わせるとかなりの枚数になりました。年により差はあったものの、大体150枚くらいだったと思います。

それに私自身の友人宛の分が20枚くらいあったので、1日ではとても終らず、単純作業と言えば単純作業なのですが、結構な手間でした。

最初の頃こそ頼まれたら素直に年賀状の「宛名書き」を引き受けていたものの、途中から面倒だったこともあって渋っていたら、お年玉を弾んでくれるようになりました。

お金が稼げるとなると俄然やる気が出て、ついには筆記具にもこだわるようになり、その甲斐あって字も上達したらしく、人から「字が上手だね」と言われるようになりました。

実家を出て10年近く経ち、「宛名書き」を暫くしていませんが、年賀状の季節が来ると毎年あの頃のことを思い出しています。

年賀状の宛名書きで定規を使っています

年賀状はいつもパソコンを使って作成して印刷しています。そして、その年賀状の作成も毎年の楽しみになっています。

例えば、使用するイラストの選定や写真の選定作業などは楽しい物なのです。そして、そこに一言手書きでコメントを添えるようにしています。しかし、「宛名書き」については、毎年手書きで行ってています。その前の年に頂いた年賀状の住所を見ながら毛筆で書いているのです。

以前に頂いた年賀状をみていると嬉しい気持ちになるのです。そして、なかなか会えない人への思いを込めて、手描きで「宛名書き」を書いているのです。

毛筆の場合、まっすぐに書けるようにするための定規にようなものを使用しています。そうすれば、文字が斜めになってしまうようなことは避けられます。

印刷をする場合でも、斜めになってしまったりすることはあります。ひょっとして、毛筆の方が速くて正確に「宛名書き」ができるのかもしれないと思っています。

年賀状の宛名書きは失敗できない

 
最近は携帯の進化に伴い年賀状も年々減ってきています。それでもお正月には年賀状を出そうという風習は一生消えずに残るような気もします。

小さい頃、年賀状を必死に作った思い出があります。絵になるものを探して、一生懸命色を選んで、文字はもちろん手書きです。

「宛名書き」は失敗できないのでとても緊張しました。

自分の拙い文字で必死に書いた毛筆で、相手に届けと願っていましたね。現在は、文字を書くことを嫌ってか、年賀状の「宛名書き」はパソコンでやるようになってしまいました。

パソコンの文字の方が字体も行間も整っているので綺麗な感じがする反面、どことなく物寂しくもなります。

この前いらないものを整理していたら小学生の頃にもらった年賀状が出てきました。

宛名書き1つとっても三者三様で見ていて面白みがありました。仕事上で送る年賀状はパソコンで「宛名書き」をしていますが、たまには毛筆きでやってみるのも良いのかもしれないと感じています。

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